koto−kotoハープのケース作成

新たに入手したkoto−kotoハープのケース作成記録。あまりにもマイナーなオートハープを少しでも知ってもらうために透明のケースを作成した。

写真 説明
001.JPG 製作方針:マイナーなオートハープを知ってもらうため、目立ち、透明なこと。
ということで、図面を引かずに製作を始めました。材料は透明塩ビ板とアルミチャネルなど。アクリルも考えたのですが、重さ、加工性、柔軟性を考え、3mm厚の塩ビ板にしました。これだと、あまり重くなく、しなやかで、ねじもきき、安い! アルミチャネルは補強用に板とL字のをそろえました。
002.JPG まずは板取り。オートハープの実寸を元に各面のサイズを決め、1枚の板から作ることができるようにざっと計算しました。
そうそう、このために、今回、塩ビ用カッターを購入しました。
003.JPG 順々に板を切り、L型アルミ棒を切り&曲げ、セロテープで仮組していきます。
004.JPG 適当な位置に穴を開け、ねじを締めていきます。ねじはタッピングねじではないですが、塩ビもアルミもやわらかいので、ちょっと力を入れてねじ込むと上手い具合に留まっていきます。
005.JPG とりあえず、片面、完了。さすが、図面なしなのでねじ間隔などがいい加減です。
006.JPG これは反対面。補強のために平形のアルミ棒を内側に重ねています。
007.JPG 今度はふたの方。
ふたは、本当は蝶番の方式にしたかったのですが、資金と技術力の関係で、かぶせる方式にしました。
かぶせはめ込み方式のふたのため、板とL型アルミ棒の間に板の厚さ分の間を空けてあります。
008.JPG だんだん箱型ができてきました。
009.JPG 反対側の部分なども補強します。
010.JPG とりあえず、箱型完了。思った以上にしっかりしています。
011.JPG 立ててみます。なかなか良い感じです。
012.JPG 外側に透明の足、ふたのストッパーを取り付け、L型発泡ウレタンを楽器をホールドできるように張ります。
また、外側の角には着色のL型発泡ウレタンをとりつけます。
013.JPG ひっくり返すとこんな感じです。結構目立ちますねぇー。
014.JPG 楽器を格納して具合を確かめ、斜め部分に小物いれを作ります。小物入れは位置決めだけでまだ留めていません。
015.JPG 小物いれを固定しました。いよいよケースらしくなってきました。
016.JPG 取っ手もつけました。取っ手は、小さな金属取っ手2個をアルミ板を裏で補強に使って固定し、手持ちの木製取っ手をキーホルダーフックでつないで作りました。
017.JPG 今度はふたにも飾り用にL型発泡ウレタンを角につけました。目立つ目立つ。ふたの内側には楽器固定用のL型発泡ウレタンを張りました。
018.JPG ふたを留めるために、フック以外にL字金具(お金が無かったのでこれにした)をつけて、別角度からの撮影。いかがでしょうか?
019.JPG 取っ手のところのアップです。費用削減のため、手持ち部品を流用であんまりかっこよくないです。
020.JPG ケースとして一通りできました。で、なぜか後ろ面の画像。
021.JPG 楽器を入れた状態の画像。なかなかいーい感じです。
022.JPG 裏面からの画像。暗いですが、とにかく中身が丸見え。狙ったとおりです。
023.JPG 小物入れから見た感じです。よしよし。
024.JPG 立ててみました。よし! 電車に乗って運ぶときにはこの状態で足に挟むわけです。と、「おっ、あれはなんだろ!?」というのを狙っているわけです。
025.JPG 同じく立った状態での裏面からの撮影。オートハープになってあるカンニングペーパーまで見えています。見えすぎ…
ちょっと振り回してみても十分な強度です。
026.JPG とあるミニJAMでのカラオケ屋の入り口写真。目立ってますねー。OKOK!!

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