●オートハープの定義等(1) ●オートハープの構造(2) ●オートハープの動作(3) ●オートハープの種類(4)

オートハープの種類

オートハープは、大きく2種類に分類することができます

種類 写真 説明
クロマチックオートハープ 準備中

クロマチックということばとおり弦のチューニングが半音階で、ピアノでいうと白鍵と黒鍵に相当する音がある(低音部などは半音階が抜けている部分がある)。コード数がダイアトニックハープに比べて多く(12〜21和音)、幾つもの調に対応可能。

メーカー製のオートハープのほとんどがクロマチックオートハープです。このため、演奏者もクロマチックオートハープを使っている人が多いです。

個人的見解ですが、通常のクロマチックオートハープの場合、キーFが音域が広く取れて一番弾きやすいように感じます。また、クロマチックオートハープはコード数が多いので、インストゥルメンタル(歌なし)を弾く際に曲によっていくつものキーに変えられるので単調にならなくてすみます。

ダイアトニックオートハープ 準備中

弦がある調の音(ドレミファソラシ)から構成されています。通常は2、3の主和音(長調、短調)の和音が鳴らせるようになっています。調弦は中音部が一部複音(同じ音の弦が複数ある)となっており、このため、豊かで大きな音がします。この独特の音に魅せられている演奏者は少なくありません。

対応できるキーが多くないため、実際の演奏ではキーにあわせたダイアトニックオートハープを何台か準備して、取り替えながら演奏することが多いです。

ダイアトニックオートハープは、ほとんどの場合、ルシアー(職人、製作者)製であるか、クロマチックオートハープをダイアトニックに改造したものです。製作時にどのキーにするかを決めてつくります。


↑オートハープとは?(u)  オートハープの動作←(p)→オートハープの定義等(n)