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オートハープの修理・改造・メンテナンス・その他

タイトル等 説明

『オートハープについての検討』

オートハープについて、構造、弦、音などに関して行ってみた検討です。今後も増やす予定です。
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『オートハープな方への100の質問』

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オートハープに興味のある方への「100の質問」です。
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楽器辞典・辞書
medemirugakkinooto
オートハープに関して調べた楽器の辞典・辞書類です。
東京都稲城市中央図書館所蔵のものです。
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楽器フェア2003
楽器フェア2003
ちょっと古い情報ですが楽器フェア2003の写真リポートです。
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72弦ハープ
72弦ハープ
クロマハープの全弦を複弦に改造した記録。クロマチックオートハープのコードの多さとダイアトニックオートハープの音の豊かさの実現を目論んだが…。
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リフェルト(フェルト交換)
リフェルト(フェルト交換)
リフェルト(フェルト交換)の記録。
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15バーから21への変換
15バーから21への変換
クロマハープ(15バー)を21コンバージョンキットで21コードバーに改造した記録。
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オートハープケース作成
オートハープケース作成
新たに入手したkoto−kotoハープのケース作成記録。あまりにもマイナーなオートハープを少しでも知ってもらうために透明のケースを作成した。
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QChord(Qコード)
QChord(Qコード)
鈴木楽器のQChordに関する記録。QChordは電子楽器であるがその形態はオートハープがベースになっていると思われる。
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OS Model#73の修理
OS Model#73の修理
知人が入手したOS#73の修理記録。そのOS#73は特有と思われるエンドブロックピン浮きで演奏ができない状態であった。
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Bottun

自分の初代ハープのコードバー:FとCコードバーボタンです。

Bryan Bowersの「Blackberry Blossom」がオートハープを弾くきっかけで、ほとんどそればかりをコピーして弾いてきました。

20余年の結果のひとつがこのボタンというわけです。しかし、肝心の曲は、今でも遠い存在です。でも、それはそれでいいのかもしれません。
今では良くも悪くも自分のピッキングが身についてしまいました。

Finger Picks

フィンガーピックもオートハーパーの皆さんこだわりや悩みがあるところですね。

自分は、親指はどこかのセルロイド製ピック、フィンガーはPROPIKを使っています。

サムピックはもちろんそのまま使ってはいません。滑り止めのために内側を熱した針金でギザギザ傷つけ、液体ゴム:BE−1を塗っています。

フィンガーピックはANGモデルのサイズ3。PROPIKは押さえ部分の穴が小さく、きつくしても指の肉が穴からでてきて痛いということがありません。そしてANGモデルは、ピック部分が斜めにオフセットをもって付いているので弦に対してまっすぐ当たりやすいのです。これも、内側は棒やすりで傷をつけ、ボウリング用の滑り止めクリーム(Master「Non SLIP」)をぬってつけています。

PROPIKは他のピックよりも高いですがお勧めです。ただし厚さは一種類のみです

ちなみに、フィンガーピックの先っぽが丸くなくてまっすぐに削ったようになっています。でも、これは実は削ったのではなくて、何回も演奏していてたまたまこのように削れてしまったのです。まあ、新しいのを買えばいいのですが懐が…

自作コードバープロテクター
自作コードバープロテクター
お気に入りの「koto-kotoハープ」。しかし、コードバーボタンの斜め押し等によりコードバーコームの歯が折れてしまうのです。
やりやすい失敗としては、ハープを持つ際にコードバーを持ってしまうことです。これをやると一発で歯が折れてしまいます。
カスタマイズが常識のオートハープ。ですから、このような失敗をしてもよいようにプロテクターを取り付けたというわけです。
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PT-21PT-21

お勧めのクロマチックチューナーです。

マイクと振動両方で振動をひろいます。音域も広く、機能も他のコンパクトなクロマチックチューナと同等です。

他のクリップタイプのコンパクトクロマチックチューナーは、オートハープでは取り付ける部分が無くて取り付けられませんが、PT−21は貼り付けられるので問題ありません。

ユタカメイク液体ゴムBE−1
BE-1
使用ピックのところでふれた、サムピックに塗っているのがこの液体ゴム:BE−1。
色は各種あるが透明なのはカバンなどの肩掛けベルトの滑り止めにもちょうど良いです。
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セメダイン フットタック:インテリア用粘着フェルト
felt
オートハープ用のフェルトが身近&安く入手できないので何か無いかと探していて見つかったのがこれ。1つで21コード分まかなえます。
3mm厚で2枚重ねて使います。粘着補強のため、両面テープが張っていない面にも両面テープ等を張って重ねます。もしくは、両面テープでない面に木工用ボンドを塗って乾燥させてから重ねても良いです。この方法ですと硬さも出ます。
通販などで専用のフェルトを1セット購入すると1本で¥200程度するので1/4程度の費用でリフェルトができます。ただし、あくまで家具用のため、やわらかいので経たりやすいですが。
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「ハーモニクス奏法」
♪mp3を聴くh1

ハーモニクス奏法はギターなどでは普通のことで、オートハープの兄弟のようなカンテレでも多弦の上級機種にはハーモニクスポイント印があって、やはり、よく使われています。

さて、オートハープは?

ちょっと考えるとハーモニクスを出すのに必要な片手はコードバーを押さえているので、ギターなどのようにしてハーモニクスを出すことはできなさそうです。

また、やはり、ギターなどで使われるピッキングハーモニクス奏法と言うのがありますが、これもオートハープの構造上、演奏で使うのには難があります。

そこで、使えそうな方法を考えてみました。
コードバーを2本使うのです。具体的には、例えばGのハーモニクスを出す場合は以下のようにします。
(1)GとFのバーを押す(Gは強く、Fは弱く)。
(2)真ん中あたりのGの弦を選び強くピッキング。
(3)ピッキングした直後、Fバーを離す(Gバーは押したまま)。
実際の音を左のリンクをクリックすることにより聞くことができます。C、F、Gです。

CのときはBbバー、Fの時はEbバーを使っています。

ただ、この方法はどのハープでもできると言うものではないです。コードバーの取り付け位置によってはできない可能性があります。
できる条件は、ハーモニクスを出す音のバーとナットまたはストリングガイドポストとの中間付近に「離すバー」があることです。

「コンスタントベースとオルタネイトベース」
♪mp3を聴くB1

かなり適当でリズムも乱れていますが、コンスタントベースとオルタネイトベースの例を演奏してみました。

どちらも、ピッキングは弦に垂直でたたく感じではじいています。かなり強いタッチでビリつく直前ですが、倍音が多くてはっきりした低音になっていると思います。

コンスタントベースはブルースなのでシャッフルしています。また、オルタネイトベースはちょっとメロディにあわせて上下しています。

こんな単純なパターンのベースでも、強弱をつけると結構変化が出ます。

「ドラッグ・ノート(ハンマリング・オン、プリング・オフ)」
 ハンマリング・オン(15KB)
♪mp3を聴くA3  
プリング・オフ(13KB)
♪mp3を聴くA2  
ハンマリング・オン、プリング・オフ応用(94KB)
♪mp3を聴くA1

オートハープでのハンマリングオン、プリングオフについてご紹介いたします。

これらはオートハープの構造からいうと厳密には実現できないものですが、右手と左手の連携によって似た音を出すことができます。

上手にできていませんが、各々の演奏例を聞いてみてください。

・ハンマリングオン
コードバーを押さないで目的の弦より低い方から親指で弾きおろし、目的の弦を弾くと同時にコードバーを押します。
・プリングオフ
コードバーを押さないで目的の弦より高い方から親指以外で弾きあげ、目的の弦を弾くと同時にコードバーを押します。
ポイントは2つ。
弾き始めの弦はできるだけ目的の弦に近い方がいいです。できれば1弦分(うーん。難しい)。
目的の弦を弾くのとコードバーの押下は同時にする。タイミングが一緒であれば本当にハンマリングオン/プリングオフのように聞こえます。
このテクニックの使用者で有名なのはKilbySnowで、「DragNote」と呼ぶほうが一般的かもしれません。
ただし、Kilbyは高音側を上にしてオートハープを立てて弾くという極めて特殊な弾き方ですので、指使いも上記説明とは異なります。
 http://www.youtube.com/watch?v=cvUovBegX8g
なお、Evoも同様なテクニックを使いますが、コードバーを押さえない状態で多数の弦をストロークした後、コードバーを押す操作であり、DragNoteとは呼べないと思います。
音もEvoの方法ではガチャガチャした感じとなり、自分としてはKilbyの方法のほうが好みです。

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